FXの始め方、無料で出来る最強のFX勉強法とは?(お役立ち情報)


INDEX(このページの目次)

1)どうしてお勧めの教材が無いのか?
2)本当は穴場セミナーとかあるんだろ、有料でもいいから言ってくれ
3)スクールで1から学べば完璧じゃない?
4)どうやって勉強したらよい?
5)まとめ、FXお勧めリンク

さてさて、いきなりですが以下はFXに興味を持った人から良くうける質問の抜粋です。思い当たる節はありますか?

  1. お勧めな教材(書籍)教えて
  2. 優良なセミナーはどこ
  3. スクールに通うべき?
  4. どうやって勉強したらよい?無料でかつ最強の勉強方法とは?

DIEPHO
質問者が私の友人だと、結構「やらない方が良いよ?」と言っちゃいます。ほとんどの人の認識がとっても甘いからです。まぁ、大体人の忠告なんて聞かないし、怪訝な顔をされることも多いので、そんなときは一応こう答えます

お勧めの教材(書籍)教えて
特にない。正直なんでも良いと思う。ただ、あまり鋭角的で具体的な「手法紹介」などではなく、ごく基本的で、むしろ概念的なものが良いと思う。

優良なセミナーを教えてほしい
有料だから価値があるとは限らないので、最初は「無料」のセミナーに行った方が良い。まずは情報が有益であるか無益であるかを判断するための基礎知識を得ることが先。 無料セミナーを行っている証券会社は数多くある。

やっぱり最初はスクールに通うべき?
私は通ったことが無いからわからない。ただ(国内・海外を問わず)良い噂を聞いたことはない。

それなら、一体どうやって勉強したらよい?
PCの電源を入れてチャートと向き合う。気づいたことはメモを残す。実践と過去検証をひたすら繰り返す。仮説と検証をひたすら繰り返す。

もちろんこれらはあくまで私の考え方にすぎませんが、恐らく多くのトレーダーの方に共感していただける部分ではないでしょうか。以下で、私がなぜ上記のように考えるのか、また、私が思う普遍的で有効的な勉強方法について紹介しますね。


1)どうしてお勧めの教材が無いのか?

質問者が恐らく勝てるようになる教材を探しているだろうからこそ、私たち(というかトレーダーなら皆理解している)はこう答えます。
DIEPHO

まず、「この教材を読めば勝てる手法が身につく」なんてものは嘘っぱちです。何故なら、FXにおいて勝つための法則なんて無いからです。誰かの勝ちは、必ず誰かの負けの上に成り立っています。つまりみんなが勝てるような正解はありえません

でも、あなたの資産を守るための考え方や、「ダウ理論・オシレーター・移動平均線・MTF分析」などの基礎的なFX用語や、勝率を上げるために多くのトレーダーが重視するルールや方法というものはあります

たしかにこういった部分は非常に面白くもない行程です。できればそんなことすっ飛ばして効率よく稼ぎたいと思う気持ちもよく分かります。でも、

足し算を知らずに、数学を学べますか?

基本の基本部分はおおよそどの本にも書いてあります。しかし「99%が知らない裏技!!」「これだけで勝てる!!」系の鋭角的は本は基礎部分を省いている上に、市場の原則を無視した珍妙な内容を含む可能性があり、ちょっとお勧めできません。


2)本当は穴場セミナーとかあるんだろ、有料でもいいから言ってくれ

「無いったら無い」「少なくとも私は知らない」
DIEPHO

そもそもいきなり有料セミナーに行ってどうするのでしょう? 予備知識もなく? どうしても行きたいならせめて基礎知識を得てからです。

まず手ごろな本を1冊じっくり読んでください。そのあと無料セミナー、もしくは「あなたがチャートと向き合った結果蓄えた疑問や仮説」をインターネットで調べてみてください。もしそこに「聞いたことがある言葉」や、「何度も出てくるロジック」があったのなら、それが基礎的で大切な知識です。

DIEPHO

それらをしっかり学んだと思ったら、有料セミナーでもなんでも行ってください。あなたがきちんと基礎を学び、チャートに向き合い続けていたなら多分こう思いますよ。「金返せ」。


3)スクールで1から学べば完璧じゃない?

たしかに、学校は基本的には教えるプロです。順序だてて基礎的な知識を教えてくれるでしょう。
DIEPHO
でもそれ、本当に学校でないと学べない知識なのですか?

そもそもの話、それ系の学校は高額の場合が多いです。その見返りが、調べれば誰でもわかる知識だったとしたら悲しくないですか?

海外のトレーダー養成学校での手法、という言葉をちょくちょく見かけます。それ自体を否定するつもりは全くありませんが、FXには原理的に必ず勝てる手法はありえません。少なくとも私はそう思っています。スクールも良いですが、せっかくお金を払うならそこでしか得られないものが何なのか、それが理解出来てからからの方がよさそうとは思います


4)どうやって勉強したらよい?


最初に何に手を付けていいのかわからない(商材?セミナー?書籍?)
PDCA/OODA
良い負け方、悪い勝ち方
知識の蓄積≠経験値
なぜか軽視されてしまう非常に効果的でかつ無料な勉強法
実践と検証を効率よくこなすために
「愚者は経験から学び・賢者は歴史から学ぶ」
まとめ/最後に/お勧めリンク

最初に何に手を付けていいのかわからない(商材?セミナー?書籍?)
DIEPHO

結局・・・正直どれでもいいと思ってしまいますが。手軽さでいうならばやはり書籍でしょうか。もしあなたがビギナーなのであれば、まずは浅くても幅広い知識を得ることをお勧めします。そういう点で、書籍やインターネットを利用するとよいのではないでしょうか。

セミナーや商材はそれぞれのテーマを持つことが多いので、少し先のことのような気がします。正直ビギナーの方には「ちんぷんかんぷん」な内容もあるでしょうから。書籍はアマゾンあたりでレビューを見て買えばよいと思います。

無責任な言い方かもしれませんが、まず最初はどこからでも、何でもいいから情報を入れていくことが大切だと思います。どうせ知識なんてそのままでは役に立たないのですから

ちなみにいうと、多くのセミナーや本で紹介される知識のほとんどは調べればネット上に溢れています。だからもし読者様が真っ白ならば、ネット検索の索引になる程度の知識でも十分役立てることができるはずです。ましてや商材なんて情報弱者を狙った詐欺まがいのものばかりです(私見です)。

だから、最初に広く浅く学び、その中で生まれる疑問点を調べていく。結局これが一番早いと思いますよ。大切なのはむしろその先「知識の検証・選別」にあると思うのです



これはFXに限った話ではないと思いますが・・・

私は何をするにも物事を効率よく成し遂げるためには PDCA、OODA が非常に大切だと考えています。付け加えるなら、これらの上で成された実績以外を実績と呼ぶべきではない、とさえ思います。なぜなら「理由はわからないけど、儲かった」などというのは宝くじと一緒で再現性が皆無だからです。

PDCAとは?

・Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の4つのサイクルを繰り返すことで、業務の質の改善を目指すフレームワーク。

もともとは、品質管理研究に取り組んでいたアメリカの統計学者ウィリアム・エドワーズ・デミング博士とウォルター・シューハート博士によって提唱された考え方で、一般的には製造工程の改善手法の一つとして使われていました。

現在では、プロジェクトマネジメントや個人の目標達成のためなど、多くのビジネスシーンで利用されています。

OODAとは?

・Observe(観察)・Orient(状況判断、方向づけ)・Decide(意思決定)・Act(行動)の4つのサイクルを使うフレームワーク。もともとはアメリカ空軍で生み出されたものだとのことです。

変化の激しい航空戦においては、パイロットの瞬間瞬間の判断が要求されます。そのため現場での迅速な状況判断能力を養うために誕生した考え方がこのOODAと言われています。

イメージではPDCAが基地視点であることに対して、OODAは有事進行中の現場視点ということになるでしょうか


PDCA OODA?「そんなこともう知ってるよ」
DIEPHO

もしこれを読んでくださっている方がビジネスマンであれば、そうおっしゃる方もいるでしょう。しかし私は、ことFXに関して参入者の多くの人がこれを全く行っていないというのも事実だと感じています。知識としてそれを知っていても、トレードに落とし込めていないというか。そもそもそんな概念が無いというか・・・

恐らくYouTubeやSNSなどの一部の発信者による「甘い言葉」や、大々的なテレビCMの影響が大きいのだと思います。FXは昔に比べプラットフォームが確立し、かなり敷居が下がったと思います。その分無防備な参加者が非常に多くなりました。


「良い負け方」、「悪い勝ち方」という考え方
DIEPHO

勝った理由、負けた理由を検証してください。あなたが自分が検証したルールに従った結果、負けたのであればその負けに大きな問題はないと思います。でも あてずっぽう の なげっぱち で勝ったのであればそれはタチの悪い勝ち方です


もしあなたが長くFXを続けていこうと思うのであれば、勝ち方や負け方を意識した方がよいと思います。一度の悪い勝ち方をひきずると、取り返しのつかない負けを起こすことがあるからです。

「理由のわからない勝ち」や、「しっかりと検証されていないロジック」を実力や聖杯と勘違いしてしまうことはFXで最も危険で厄介な病気だと思います(私見)。

例えば、無限ナンピン手法(手法でもなんでもない)で運よく1年で財を築いてたとしても、次の年に稼いだ資金以上のお金を失う。FXはそういう世界です。資金管理の常識を理解せずにトレードした結果でしょう。「それ、ちゃんと過去検証したんですか?」と言いたくなります、でも言ったら怒ることはわかっているのです。だから多くの人は友であるあなたにそのことを告げないでしょう


知識の蓄積≠経験値
DIEPHO

FXにはFXに必要になる基礎的知識(常識)があります。その土台の上により多くの知識・経験を加えていくことで、勝つ確率を上げていくことが経験値。そんな風に私は考えます。

最初、わけもわからない時、運悪くドカンと勝つことで大切な学びの期間を飛ばしてしまう人がいます。勝ちに奢ったトレーダーが迎える結末は悲惨です。経験値が相場感を育みます。それがFXの世界で勝ち残るためのあなたの力です。しかし知るべき知識を持たない土台にしっかりとした経験値は育たないと私は考えています。


なぜか軽視されてしまう非常に効果的でかつ無料な勉強法(知識の検証・選別)
DIEPHO

さて、ここが核心です。FXを始めたあなたはまず、知識を手に入れることに躍起になるでしょう。その知識をもってトレードで勝とうと。しかし世の中には情報があふれています。そこで知識の獲得の次に必要になる工程が「知識の選別作業」です。それでは手に入れた情報をどう仕分けしていけばよいでしょう?

ここで是非覚えておいてほしいことが、「手に入れた知識は必ず検証されなければならない」ということです。どんなに、素晴らしい肩書を持った方の言葉であっても、信じる必要はありません。ただそれを検証してください。新しく得た知識を検証してその信憑性を自分で確かめる術を持ってください。

実際に得た知識をどうトレードに活かすのか検討し、相場を観察➡実行し、その結果を次のトレードに活かすためにまた検証する。使えるものを残し、使えないものをそぎ落としていく、最初は清濁併せ呑むことも大切だと思います

はっきりいって仮説・検証に勝る勉強法があるのでしょうか? チャート検証に特化したソフトもあります。また、ソフトがなくても出来ることは多くあります。それなのに、やらない理由がもしあるなら教えてほしいです。



実践と検証を効率よくこなすために

DIEPHO

もちろん。実戦トレードにはリスクが伴います。だからこそ、勉強になるともいえるのです。でも知識を検証選別し、経験値を稼ぐにはそれだけではあまりに非効率です。何故なら、1年分の検証・経験を得るのは1年かかるからです。これではいつまでたっても10年選手には勝てませんよね?

だから疑似的でも経験値獲得のために過去を利用しましょう。未来のことは未定な上、ゆっくりと一定に進みます。しかし過去のデータは既に確定され、膨大に蓄積されています。そしてあなたのスピードで検証することができます。多くの優秀なトレーダーはこの過去データを使用した検証を非常に重視しています。過去検証がPDCAで、実戦ではOODAというイメージでしょうか。



「愚者は経験から学び・賢者は歴史から学ぶ」

こんな言葉を聞いたことがありませんか?しかし、FXの世界ではおそらくこんな感じでしょう。

「歴史から学ぶ➡知識の検証➡経験から新しい仮説を立てる➡検証➡改善➡新ロジック」

学んだ知識は実践が伴って初めて経験になります。その経験を検証することで新しい仮説、アクションを生み出すことができます。

知識を得ることと、それをトレードに活かせるかどうかということとは、全く別の事柄なのです。


まとめ

少し長くなってしまいましたが、FXを始めるにあたっての基本的な心構えと、過去検証について私たちなりの考えをまとめてみました。このページでお話した各項目について、ページトップにINDEXをつけましたので、もし見返して不安なところがあったら是非読み返してみてください。

◆最後に

このページ(このサイト)に書かれていることのいくつかはあくまで私たちの経験からくる私見にすぎません。しかしもし、ここで得ることがあったと思っていただけるのであれば、それをただ過信することなく検証してみてください。そしてむしろ、反論を考えてみてください。それが読者様にとって重要な経験・血肉になることを願っています

◆お勧めリンク

・FX関連用語、知識、情報まとめページ(サイト内リンク)
・FX口座開設前に絶対抑えておきたい10の知識(サイト内リンク)
・お勧めFX会社(サイト内紹介ページ)
・FX過去検証に役立つ優良ソフト(商品ページ)

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