｜FX MT4｜【Spearman Rank Correlation(price filtered-full)】

MT4：世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【Spearman Rank Correlation(price filtered-full)】

日本で比較的に人気がある「RCI」系のオシレーター（平滑化できるバージョン）。上限（下限）のクロスでアラート機能付、またマルチタイムフレームでの使用が可能です。

この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など

RCI -順位相関指数-／オシレーターの実戦的な使い方

＃ 国内 / MT4 / 低スプレッド（原則固定）

｜ＩＮＤＥＸ｜

１．ＲＣＩとは／オシレーターに出来ること
２．オシレーターの使い方（実践編）

RCIとは

Rank Correlation　Index（順位相関指数）／Spearman Rank Corrlation

一定期間における価格に順位をつくり、その相関関係を-100%から+100の範囲で指数にしたもの。一般的に＋80％以上で買われすぎ、－80％で売られすぎというように、過熱感を図るインジケーターとして使用されます。

RCIの計算式

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このオシレーターの特徴は、その計算にボラティリティや勢いを入れず、日付と価格の「ランク」のみを用いるところです。ｎは「期間」Ⓧは下の表を参照してください。

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◉日付と価格（基本は終値）。それぞれの順位から計算するRCI

◉直近を１として期間分さかのぼります（古い方がランクが低くなる）

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つまり、相場の過熱感＝強烈なトレンド発生中の可能性もあり、「↑」のような上昇トレンド相場で、安易に「過熱水準で逆張り」という使う方をするとひどい目にあいます。

その辺は他のオシレーターにも同様のことが言えますが、初心者の方が最初に陥る落とし穴のようですね。同型のインジケーターの「使い方」にはくれぐれも注意しましょう。

そもそも実際、オシレーター系のインジケーターが「機能しているように見える」シーン（主にレンジ相場）では、別にオシレーターなんて無くても「過熱感」がわかるはずなんです。

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赤と青のゾーンが抵抗帯になっています。この期間でどの辺りが「ピーク（ボトム）ポイント」になるか、チャートから普通に分かりますよね。オシレーターが何らかの抵抗になっているように感じますが・・・

それは「錯覚」です。「デイリーピボットや、高値水平線、サポレジゾーン」のように多くの人間が共通して認識するポイントとは異なり、「種類✕期間」がまばらなオシレーターにそれほど強い影響力があるとは考えにくいからです。つまり、チャートのレンジの波を「オシレーター」がなぞっている。ただそれだけのことです。

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では、「オシレーター」は何のためにあるのか？ 使えないインジケーターなのでしょうか？

そんなこともありません。このサイトではオシレーターの使い方に危機感を促してはいますが、それは使い方に対するものです。あくまでサブ指標。チャートの分析を補うものとして、利用をすれば便利な面もあります（私見）。

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オシレーターの実戦的な使い方例（私見）

１．長期期間で大枠の流れを掴む

「過熱感」がどうというよりも、オシレーターがつくる波に注目。長期期間を指定することで、現在チャートに対してもっと広い視点の波の形を意識することができます。

２．アラート機能付インジを利用し、相場の動きの変動をお報せしてもらう

オシレーターは相場の値動きによって振り子のように動いています。現在の大きなトレンドに対しての押し目になる動きや、そこからの回帰などのポイントでアラートを利用することができます。

３．複数のオシレーターで大波と小波のイメージを見る

期間の違うオシレーターを複数利用することで、大枠の波、小さな波、それぞれのサイクルを意識することができます。大波が上限（下限）に張り付いているときは要注意です。

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４．補足：（サブウィンドウ）の有効活用

オシレーターなどのインジケーターを複数使用すると、どうしてもかさばります。しかし、サブウィンドウにはメインウィンドウ同様に、複数チャートを重ねて使用することが出来ます。異なる期間のオシレーターを重ねて使用することでスペースを有効活用しましょう。

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複数のインジケーターを重ねる場合、レベルラインや上限・下限設定のズレが出る場合があります。

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過熱感がどうというより、「波の視覚化」としてマルチタイムフレーム分析に利用するわけですね。確かに初心者には良いかもしれません。

ただし、オシレーターは「魔力」が強く、その動向に引き込まれがちです。あくまでチャートが主役であることには留意しましょう。

そうですね、同型インジケーターには、「買い」シグナルや「売り」シグナルを出してくれるものもありますが、その通りにトレードして勝てるほど相場は甘くないのです（私見）。

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インジケーター詳細・レビュー

応用難易度： ★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

◉狙ったチャートの、ポイントとなるタイミングでお知らせをもらうことができます。

パラメータ／Parameter

「Spearman Rank Correlation(price filtered-full)」のサマリー／インジケーターをお勧めしたいユーザー（１位～３位）

高評価（☆）＆使用メリットが高そうなユーザー

☆単純にRCIに付加機能が付いたものなので、上位互換として利用できる
１位：RCIユーザー
２位：その他のオシレーターユーザー
３位：オシレーターを、他の分析と併用できるひと

難評価（★）＆必要性が高くなさそうなユーザー

★使い方によっては危険なトレードを誘発するため、初心者にはお勧めしない
１位：逆張りの理由として単純にオシレーターを使おうとするひと
２位：オシレーター以外の分析方法を持たないひと
３位：基本的なチャート分析方法を学んでいない初心者

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