FXを始める(口座開設~トレード)に「絶対必要な基本知識」10選

FXって夢があるけど、なんか覚えることが多そうで尻込みする

何かを始めようとするとき、まず一番のハードルは「分からないことだらけ」という状況が招く強い苦手意識だと思います。こと、FXや金融に関する知識は学校で習うことはほとんどありません。もう、何から手を付けて良いのかさえ分からないものです。

ここでは「FXって何なの?」というところから、実際に体験するまでの「とっかかり」となる基礎知識を順を追って紹介していきますね!


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きっと「ひとつを理解すればまた一つ」と疑問が膨らんでいくことでしょう。でもそれでよいと思います。ひとつひとつ乗り越えて知識・技術を磨いていきましょう。

このサイトでは、「FXを始める前」~「FXプロトレーダーが実践する考え方やロジック」まで、幅広い視点で情報を発信し又、更新しています。ご自身に必要な情報をピックアップしてご利用をいただけたら幸いです。


※このページは「FXを始める前(口座開設前)に絶対抑えておきたい 14の知識」を先に読んでいただけると、内容がもっとわかりやすくなります。

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FXとは?FX取引に関わる最も基本的な知識10選(+おまけ)

このコンテンツのINDEX

1)そもそもFXとは何なのか?
2)興味はあるが、何から始めたらよいのかわからない
3)口座開設前に準備するもの
4)FX会社って沢山あるけど、どう選んだらよいのか分からない。
5)FXにかかるコスト
6)FX初心者にお勧めの通貨ペアは
7)FXはいくらから始められますか?
8)スマートフォンでも取引出来るの?
9)いつ取引したらよいのか分からない
10)システムトレードについて
11)おまけ:過去検証で気を付けたい落とし穴


1)そもそもFXとは何なのか?

FXとは、「Foreign Exchange」の略称です。「外国為替証拠金取引」とも言われます。
例えば、海外旅行に行き日本円をドルに両替したとします。この取引を「外国為替取引」といいますが、ご存じの通り外国為替取引のレートは一定ではありません。今日1ドルを110円で買えたとしても、明日もそうだとは限らないのです。FXはこういった時間と共に変わっていく為替レートによって生じる差益を狙う取引です。

関連キーワード:「FX」「証拠金」「レバレッジ」については「FXを始める前(口座開設前)に絶対抑えておきたい 14の知識」で詳しく紹介してます


2)興味はあるが、何から始めたらよいのかわからない

FXを始めるためにはまず専用の口座を用意する必要があります。口座はFXを取り扱う会社のHPで申し込みを行いますが、基本はネットで必要情報を入力・提出するだけですので、行程自体は慣れてしまえば10分かからない簡単なものです。


3)口座開設前に準備するもの

・口座開設にはインターネットが繋がる環境と、身分を証明する書類(マイナンバー等)が必要です。銀行の口座のように直接窓口に行くなどの面倒な作業はありません。詳しくは、
FX会社の公式サイトをご覧ください。


4)FX会社って沢山あるけど、どう選んだらよいのか分からない。

会社は一つに絞る必要はないと思います。実際多くのトレーダーは複数の口座を併用しています。しかし、中には地雷と呼ばれるような会社が紛れ込んで言ことも事実。初心者の方は「CMバンバンやっているところを選べばよいのでは?」と考えるかもしれません。

別にそれでもよいのですが、CMってものすごくお金かかりますからね。多くの日本のFX会社ならその回収は顧客からするしかないという事実も又知っておいてください。

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そうですね、ついつい「とりあえず」で決めると後で後悔することもありますからね。どこを選ぶにしても最低限知っておいて欲しいことはあります。ここではそんなFX会社選びのポイントをいくつか説明しますね。

まずFX取引を扱っている会社は大きく「国内・海外」とで分けて考えましょう。


FXの会社は沢山ありますが、まず大きく仕分けするなら、「国内」と「海外」です。その大きな違いは「レバレッジ」や「スプレッド」ということになりますが、まずは簡単にそれぞれの個性について理解しましょう。


国内FX会社の特徴

  • 取引コスト(スプレッド)が安いが、レバレッジの規制がある(最大レバレッジ25倍)
  • 取引ツールに独自のシステムを使っている場合が多く、他業者とのシステムの互換性がないため、複数口座を使い分けると使い勝手の違いがなかなか面倒。
  • 日本の会社である安心感はありますが、DD方式を嫌うトレーダーも又多い。
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国内の業者の中でもスプレッドはそれぞれに異なりますので、基本的には「スプレッドが小さい(狭い)」ことや、トレードシステムに「MT4が利用できるか」などを視点にすればよいと思います。

※DD方式:顧客の注文を直接インターバンクに流さない方式。詳しくは「FXを始める前(口座開設前)に絶対抑えておきたい 14の知識内、「国内業者・海外業者のメリット・デメリットを徹底比較」で解説をしています。

※インターバンク市場:銀行を中心とした各金融機関による取引市場(オンライン等で行わる取引環境を指し、物理的な取引所があるわけではない)


海外FX会社の特徴

  • 取引コストが割高。実質レバレッジの規制がないのでとんでもない金額の取引が出来たりする(良くも悪くも)。
  • 取引ツールはMT4を採用しているところが多いので、複数口座を持った時にストレスが少ない。
  • 殆どのインジケーターが、MT4であれば異なる会社間での互換性を持つ。又NDD方式の透明性を好むトレーダーも多い
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海外の業者の中には信託保全に不安があったり、過去に大きな問題をおこしているところも少なくありません。又HPが日本語対応していないなど面倒な部分もありますので、日本でも多く利用されているものを選ぶこと、また歴史があり信用性が高いことに重点を置きましょう
※インジケーター:チャート上にテクニカル指標を表示するプログラム。MT4のインジケーターは日本だけでも圧倒的な情報量があります。詳しくは「無料インジケーター(厳選)」で紹介しています。

取引システムにMT4を使っている会社を選ぶ(その会社オリジナルのシステムでないこと)

FXに慣れてくると、「トレードスタイルごとに口座を使い分ける」なんてことも出てきます。そこで出てくる問題のひとつが、業者間のシステムの相違です。国内のFX会社の多くが独自のシステムを使っている為、複数口座を持つときその勝手の違いが結構面倒になります。会社側からすれば、顧客の流出を防ぐ壁にもなるのでしょうが・・・。

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そこでお勧めするのが、世界中のプロトレーダーが愛用する取引システム「MT4」です。MT4はメタクオーツ社がリリースしているFX取引システムで、世界中の多くのFX会社が愛用しています。また殆どの専用インジケーターは各MT4間での互換性があるので、MT4を採用しているFX会社であれば、ストレスなく業者間を渡り歩くことができます。
※MT4は各FX業者から無料でダウンロードして使うことができます。
なぜMT4なのか

MT4は日本だけでなく世界中のトレーダーが使用しておりそのシェアは郡を抜いています。それが意味することは、取引に関する情報や付随のソフトウェアの量が圧倒的に多いということです。又それらの更新スピードは他社製品とは比べ物になりません。相対取引であるFXでは常に他の参加者よりも優位なトレード環境をつくることが実はとても重要なポイントになるのです。

MT4の優位性と、ビギナーが手を出さない理由

MT4とオリジナルツールの機能差は、ハッキリ言って「最新型アイフォン」と「簡単スマホ」より大きいです。これほど優秀なトレードシステムなのに、どうしてビギナーはMT4を嫌厭するのでしょうか。

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なんだか調べ物をするときに広辞苑を渡されるような感覚なのでしょう。情報量の多さを「難しさ」と感じてしまう方が多いみたいです。でも、決してそんなことはありません。なぜなら、その機能や情報のほとんどが日々のトレードのサポートするものだからです。実際、選択肢は多い方が良いのです。


FXにかかるコスト

1)口座開設費用

多くのFX会社の場合口座開設は無料です。それどころかボーナスとよばれる特典を提供していることも。

2)口座維持費用

海外のFX会社の場合、一定期間(3カ月等)取引がない口座に少額の手数料をかけるところが多いです。

3)取引コスト(スプレッド)

スプレッドは各FX会社が独自にする「為替レートの売買差」のことです。この差額がFX会社に支払われるため、「FX会社に支払う取引手数料」のようなものと考えていただいて大丈夫です。
又スプレッドは取引ごとにかかるコストなので、会社選定の際には重要なポイントとなります。


FX初心者にお勧めの通貨ペアは

FX取引には様々な通貨ペアが用意されていますが、そのペアそれぞれに個性があります。その個性については取引をしながら少しずつ学んでいくことをお勧めします。ひとつひとつの個性についての感覚を身に着ける為にも、いきなり多くの通貨ペアで取引をするのではなく、まずは1つか2つの通貨ペアから始めることが推奨されます。


初心者の方にお勧めする通貨ペアは「ドル/円」「ユーロ/ドル」。

ドル円

日本人にとって最も親しみのある組み合わせです。日本のニュースはもちろんアメリカの出来事も日本では多く報道されますので、日本人にとっては考えやすいペアだと言えます。

ユーロドル

数ある通貨ペアの中で最も取引量が多い通貨ペアです。取引量が多いということはそれだけに相場が安定していることを指します。逆に取引量が少ないペアは突発的な上下変動があったり、初心者にはお勧めできません。

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通貨ペアの一般的な個性については多く紹介されますが、あくまで傾向性という話です。まずはあれこれ手を出さずに、1つ2つで理解を深めましょう。

FXはいくらから始められますか?

最初から大きな金額で取引するのは怖いものですよね。でも最近は少額取引が可能なFX会社も多くなりました。例えば、1000通貨からの取りきがあるところであれば数万円で多くの取引経験をつくることが出来るでしょう。(その分儲けも損失も少ないですが)

デモトレード(練習用のトレード)用の口座を用意している会社も多いですが、1,000通貨単位での取引が出来るのであれば、わざわざデモトレードをする必要はないと私は思います。1円でもお金がかかっているものと、そうでないものとでは真剣さが全く違います。覚悟の違いは成長のスピードに大きく作用します

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いきなり「儲けるぞ!!」と意気込まず、まずは少額でもリアル取引を経験してみることが大切です。最初は数百円の勝ち負けでいいんです。まずは原理を理解することから。取引に慣れてきてから、徐々に金額を増やしていくようにしましょう。


スマートフォンでも取引出来るの?

殆どのFX会社がスマートフォンの取引にも対応しています。しかし、長くFXと付き合っていくのであればやはりPC環境を推奨します。別にハイスペックなPCである必要はありません。恐らく新しいスマートフォンより安く手に入るPCでも十分に活用できるはずです。スマートフォンは画面が小さくて、全体が把握できない上に、使える機能が少ないですからね。あくまで、外出先での決済など補助的な使い方をした方がいいと思います。


いつ取引したらよいのか分からない

FXは平日であれば24時間取引することができます。しかし取引時間ごとに相場の個性は変わりますので、いつでも同じようにということではありません。兼業トレーダーの方に人気があるのは、帰宅後にトレードが出来る「22時頃~24時頃」この時間帯はFXでも最も相場が動く場所ですので、取引もしやすいでしょう

曜日の個性については、こちらをご参照ください。


システムトレードについて

システムトレードは自動的にFXの売買をしてくれるプログラムです。システムトレードについては色々な考え方がありますが、多くのビギナーが勘違いしていることをまず指摘します。システムトレードは基本的にはほったらかしにして勝てるシステムではありません。

相場相場で数種類のシステムを使い分ける必要があり、それには高いレベルの相場感「環境認識」が必要になってきます。「システムトレードで1日10万、簡単に儲ける!!」系の悪徳勧誘の犠牲になる人は毎年後を絶たず、苦言を呈すなら「犠牲者の情弱の問題」でもあるのかと

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いつどの通貨ペアに、どのシステムをセットするのか考えないといけないですね。セットしてただ寝ていれば儲かるなら、世界中がお金持ちです。残念ながらFXでは、「あなたの勝ちは誰かの負けの上に成り立っています」。したがって、全員が勝てるようなシステムはありえないのです。

FXの技術上達には過去検証が必要です。自分のやり方がどれほどの優位性があるか「過去のデータ」を使用して検証することです。しかし、この検証法には「カーブフィッティング」と呼ばれ、過去の事象に対してのトレード優位性に特化するあまり、汎用性を失う検証法があります。(つまり過去データでは勝てても、実際のトレードでは負けまくる)。システムトレード用のソフトには悪徳なものも多く、このような方法を用いて情報弱者を騙すような商品を多く販売しています

おまけ:過去検証で気を付けたい落とし穴

私がFX初心者だったころ、ヒストリカルデータ(チャート過去データ)とエクセルを用いて過去データを色々な視点で分析したことがあります。相場の過熱感やマーケットの個性、時間の個性、季節性、銘柄の個性、主要銘柄の及ぼす影響などを色々な時間軸で統計を取り、そのポイント(マーケットや時間)で各通貨ペアに最も優位性のあるトレードというのを分析してみたのです。

結果ものすごい手法を作ることが出来ました。年間「10000pips」ほど稼げ、月ごとのバラつきはありますが、月単位で400pipsを下回ることはないようなものです。これはトレーダーとしてかなり優秀な成績だと言えます。

しかし、残念なことに、それを未来に応用してみると、プラスどころかマイナスがどんどんかさみました。これこそカーブフィッティングの落とし穴ですね。


最後に

何事もまず初めること。そして経験を通して学ぶことが一番だと思います。

このサイトでは、MT4を使ったトレードに必要な情報を、色々な視点で詰め込んでいます。中には初心者の方には難しいコンテンツもあるかと思いますが、まずは簡単な情報から実際に試してみて、創意工夫の中で新しい情報をどんどん吸収していくことが大切だと思います。

INDI-STOCKS proの情報が、ここに訪れてくれた皆さまのお役に立てることを心から願っております(DIEPHO)

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