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MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【RSI_Candle OverBought-Sold】

人気オシレーター、「RSI」の状況「OverBought・OverSell」に合わせてチャートの「ろうそく足」の色が変化。OverBought(Sell)のレベルラインや、RSIの期間、ローソク足の色合い・太さなどを指定することができます。

この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など

【RSI/相場一の詐欺師?「Oscillator(オシレーター)」に潜むリスク】

|INDEX|

1.RSIとは
2.プロスペクト理論
3.オシレータ―への恨み

RSI(Relative Strength Index)

◉一般的に相場の過熱感を指し示す指標「RSI」

RSIは、J.W.ワイルダー (John Welles Wilder.Jr)氏が考案したロジックで、オシレーターと呼ばれる指標に分類されます。


RSIの計算には(ワイルダー式と、カトラー式の)2種類がありますが、どちらも同じようなもので気にしないで良いと思います。そこにこだわる意味があると考える人はどうぞ、という感じです。


そもそもオシレーターと呼ばれるインジケーターはこの「RSI」以外にも沢山ありますが、どれが優秀であるなどと論じるほど「不毛な」ことはありません。それぞれに個性があり、使い方が若干変わるというだけのことです。大切なのはそれぞれの個性とリスクを理解することです。


特にリスクという面を見ると、まずオシレーターは非常に見やすい指標ではあり初心者にも使いやすいように思えますが、実際はむしろ初心者を惑わし殺す可能性が非常に高い指標だと言えます。例えば、「過熱感を示すオシレーターが上限(買われ過ぎ)に振られたから売ろう」という単純な発想が相場に養分(餌食)を提供しているわけです。


RSIを始め、オシレータ―には、多くの書籍やWebで必ず紹介される非常に有名なものも多く、愛用する人は多いのですが、だからといって決して単体で特出した効果を持つものではなく、視点の一つに過ぎないとことに留意しましょう。(単一時間足、単一ロジックでは判断しないこと)。


DIEPHO

特に過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)を判断する場合、実際その根拠は非常に薄いのにも関わらず、初心者トレーダーに与える心理的影響は大きく、根拠なきところに根拠を想像し、またプロスペクト理論を増大させる効果さえあると思います。

オシレータ―は、一定の期間での値動きをモデルとして先行きを判断するものですが、相場はマーケットや時間帯、ニュース他様々な背景によって常に移り変わるものです。それを単一のモデルで捉えようとすること自体非常に非合理的なのですが。初心者の方にはその点の経験が少なく判断基準が少ない為、オシレーターへの依存度が高くなります。

◉相場の傾向は突然に変わるものなので、「過熱感」という根拠は実は非常に薄いものでしかない。◉相場の傾向は突然に変わるものなので、「過熱感」という根拠は実は非常に薄いものでしかない。

DIEPHO

その結果盛大にやられ、「オシレーターは詐欺だ」という発言が生まれるのでしょう。全ては使い方なのですけどね。

大切なのは、一般的に言われる「使い方」なるものがどういう結果を生み出すかを学ぶことです。相場は「皆が信じる方には動かない」という特性がありますからね。皆が知っている、使っている方法が正解という理論は相場では通用しないのです。あくまで自分なりの基準を持つためのひとつの指標にすぎないということですね。


※プロスペクト理論
プロスペクト理論とは、「取引行動」を左右する「投資家の心理的な傾向性」を言い表したのものです。行動経済学の分野で心理学の要素を応用したもので、論文の発表者「ダニエル・カーネマン」は同理論によりノーベル経済学賞を受賞しています。一般的に「投資家は収益よりも損失に対する反応(心理的影響)の方が大きく、収益が出ている場合いちはやくそれを確定したいという衝動に駆られるが、逆に損失が発生している状況では、損失の確定を嫌い、ときにより大きなリスクをとる傾向がある」というもの。


※J.W.ワイルダー (John Welles Wilder.Jr)
雑誌「フォーブス」にも取り上げられた、アメリカで活躍したテクニカル分析による投資法インストラクター。「ワイルダーのテクニカル分析入門」など有名な著書を持つ。


RSIの計算式(カトラー式)

RSI=100×[n日間の値上がり幅の合計÷(n日間の値上がり幅の合計+n日間の値下がり幅の合計)
※n=「任意で設定する期間」。一般的には14日間が推奨されています。


シンプルに言えば、任意の期間における上昇の幅と下落の幅の合計(ボラティリティ)の中で、上昇幅が占める相対的な割合を算出したものですね。

DIEPHO

例えば、14日間の値動きの中で、最も高い(低い)価格帯に近づくと「そろそろ限界じゃない?」と考えるわけです。・・・が、私はそのような使い方は全くお勧めできません(信者の方すみません)。

そうですね。相場は常に移り変わるものです、「今回も戻るだろ」なんていう楽観的な分析が、いつまでも通用するわけは無く、それが、覆されたときの痛手は往々にそれまでの獲得益を上回るわけです。

オシレーター…に対する恨み

「Oscillator」日本語で発振器、振動子。日本語にしてもよくわかりませんが、つまり振られるような動きを繰り返すこと。相場は振り子のように上下運動を繰り返しますが、オシレーターもそれに合わせて上下します。

DIEPHO

このようなインジケーターは、「RSI」「RCI」「ストキャスティクス」「WPR」・・・などなど、多くの種類がありますが、一般的に相場の過熱感を示すテクニカル分析用インジケーターとして紹介されているものが多いです。

DIEPHO

しかし、実際にRSI(サブウィンドウ中のライングラフ)を使って、「上限ラインを越えたら買われ過ぎ」、「下限ラインを越えたら売られ過ぎ」と判断してみるとどうでしょう。


◉一見なかなか機能しているように見えるオシレーター◉一見なかなか機能しているように見えるオシレーター


なるほど、安易な書籍などでよく使ってそうなパターンです。「上で売って、下で買う」「トレードってなんて簡単なのだろう」と思ってしまいそうです。

DIEPHO

この手のオシレーターは素直に利用すると、その期間(時間足)で逆張りの発想を誘発します。

DIEPHO

特に初心者は逆張りトレードを愛しがちですが、逆張りは実は高いリスク管理能力が必要な手法です。つまり安易な発想でこのインジケーターを利用するとかなり危険ということなのですが・・・

DIEPHO

オシレーターをチャートにセットすると、こいつらはこう語りかけてきます。

「ほら、相場が買われ過ぎだよ、売りなさい・・・」◉傾向は必ず崩れます

毎回のように言いますが、相場に出来た一定期間の傾向性など、ある時突然崩れるものです。

相場は、メトロノームと似ているようで、実は全く異なる動きをしています。

「買われ過ぎてるから」、「売られすぎているから」という発想自体が間違っているとは思いませんが、それは単純にオシレーターだけではなく、多くの視点、環境認識から判断するべきです。

DIEPHO

この記事ではオシレーターの「危険性」にフォーカスしてお話ししましたが、それが非常に大切なことだと思うからです。

DIEPHO

より深く学びたい方は、RCI紹介記事に実践的な考え方を紹介していますので、そちらをご参照ください。

RCI/オシレーターに潜むリスク/実践的利用

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Spearman Rank Correlation(price filtered-full) good pattern

インジケーター詳細・レビュー

応用難易度★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

DIEPHO

オシレーターの状況を「チャートに反映させる系」のインジケーターです。チャートがシンプル化するということで便利な反面、細かいろうそく足の「陽転・陰転」を見ることはできなくなります。

DIEPHO

オシレーターはとっても分かりやすい理論で出来ています。このオシレーター系のインジケーターは素人にも判断が付きやすく、かなり人気ですよね。

確かに、FXをやっていて「オシレーター」を知らないという人はいないでしょう。しかしだからといってオシレーターが最強ということではありません

DIEPHO

たしかに、「本でよく言われるような使い方」をしてもハッキリいって役に立たないですね。特にこの「RSI」のように過熱感を示すタイプは結構危険です。最初はだれしもこの種の「トラップ」にひっかかるんじゃないですか?


トラップ イメージ


そうですね、「使う場所」「使い方」を考える必要はあると思います。変な使い方との合わせ技で「即退場」になる人も少なくないですからね。特に「ナンピン」との併用は地獄まっしぐらです。

DIEPHO

教科書通りが、正解ではない世界です。インジケーターの使い方はトレーダー次第、その特性を理解して上手に活用しましょう。

パラメータ/Parameter

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「RSI_Candle OverBought-Sold」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)

高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー

☆「RSI」の状況が、サブウィンドウなしで、ローソク足で大まかにわかる。
1位:「RSI」ユーザー
2位:使用するインジケーターが多くサブウィンドウを節約したい人
3位:順張りトレーダー

難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー

★「RSI」の方向性や傾きなどを見ることはできない。又、ローソク足の「陰線・陽線」が分かりにくくなる。
1位:逆張りトレーダー
2位:オシレーター非ユーザー
3位:ローソク足の細かい値動きにも重点を置くトレーダー

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インジケーターのインストール手順

1)新しいインジケーターファイルの移行

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。

2)ナビゲーターの更新

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。

3)インジケーターのセット

「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。

※更に詳しいインストール方法(動画解説有)はこちらをご覧ください。

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