MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【Symbol Movement】
複数通貨ペアを「ローソク足」のボラティリティ(高値-安値)・現在地(始値-現在地)の2つの数値から監視するモニター。任意の「時間足」を基準として、各通貨ペアの値動きを示します。表示する通貨ペアは予め指定されていますが、「USD,EUR,GBP,AUD,NZD,CAD,CHF」を使った基本的な組み合わせを網羅しています。
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インジケーター詳細・レビュー
応用難易度: ★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません
数値から「ローソク足」の状態を監視するダッシュボード。沢山の通貨ペアを一括して監視することが出来ます。
表の見方は、右側が「当日高値ー安値」つまりボラティリティの数値、左側が「始値-現在地」の絶対値(陰陽なし)です。
面白いですね。数値にすることで一覧で確認することが出来ます。でもこれは中級者以上向けでしょう。
たしかに、この数値の関係から「ローソク足」の状態をイメージできないと厳しいですね。いたずらに場所をとるだけになってしまいます。
数値での「見かた」には少しなれが必要とは思いますが、慣れれば一覧で監視できますし「通貨ペア変更機能」や、「新規チャート追加機能」もついてますので使い勝手はいいですね。

そうですね、ちなみに「新規チャートを開く機能」に変更したい場合は、パラメーターの入力「On button Click」で「Open New Chart」を選択します。
その場合、現在の設定は引き継がれないので、個人的にはデフォルトの「Change Current Chart」が推奨ですよ。

監視基準となる「ローソク足」の期間は、デフォルトは日足ですが、このインジケーターはある程度大きなタイムフレームでの使用が良いかと思います。
期間もデフォルトの「0」で使用することがお勧めです。今の値動きを「4本値」の数値から監視することができます。
思いつく使い方の例としては、まず、ボラティリティを分母とし、「始値」からの「絶対値」を分子と考えると、「ローソク足」の状態を想像することができます。
例えば、ボラティリティ「分母」が大きいのに対して「始値からの絶対値」分子が小さい場合、その足は「ピンバー」や「大ヒゲ」など、反転を示唆するパターンを作っていることが分かるということですね。(下図参照)
そうですね、逆に等しい場合は「※MARUBOZU」状態で、強い推進力を保っていると推測するなど、いわゆる「キャンドルスティックパターン」を見ることもできます。
大きな足でのこれらのパターンの出現は下位足にも大きな影響を及ぼします。下位時間足でも何らかのプライスパターンを作っていることが多いですね。
●|Symbol Movement|:設定期間「日足」、チャートEURGBP「日足」➡「1時間足」の動向
●|Symbol Movement|:設定期間「日足」、チャートCHFJPY「日足」➡「1時間足」の動向
これらの「兆し」を「反転シグナル」と考えるのか、押し目(戻り)と考えるのかはトレーダーによってさまざまとは思いますが、大事なのはそこで「現在攻防がおきている」ということ。
多くの参加者の思惑が交差する場所はその後の動向に影響を及ぼすポイントともなりますよね。
トレードチャンスを探すために使うのもよし、ブルベアの攻防を観察するのもよし、使い方は色々と考えられますね。
◉思惑が集まる(交差する)場所
「INDI-STOCKS pro」固有の表現の仕方です。多くのトレーダーが意識しそうな場所、又は勝敗を争った場所などのことをそう呼んでいます。一般的に使われている表現ではありません。
パラメータ/Parameter
「Symbol Movement」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)
高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー
☆1枚のダッシュボードで、多くの情報を確認できる
1位:チャート以外で、全体の細かい動きを確認したい中級者以上のトレーダー
2位:数値で詳細を確認したい人
3位:モニター環境がさほど充実していない(モニター枚数など)
難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー
★表示は数値なので、慣れていないと分かりにくい
1位:初心者(恐らくかなり使いにくい)
2位:数値が苦手な人
3位:モニター環境が非常に充実している人
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インジケーターのインストール手順
1)新しいインジケーターファイルの移行
「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。
2)ナビゲーターの更新
「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。
3)インジケーターのセット
「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。
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Symbol-Movement