|FX MT4|【TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fill)】

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TDI Red - Green avgs  (mtf + alerts + arrows + labels + fill)

MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fill)】

海外で非常に人気のインジケーター「TDI」に「マルチタイムフレーム表示」「シグナル表示」「アラート」「ブレイクフィル」などの機能を付加。ベースロジックの「RSI」期間は勿論、移動平均線の種類や期間、ボリンジャーバンドの期間も個別に変更が可能、カスタマイズ性が非常に高いインジケーターです。

この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など

TDI(Traders Dynamic Index)

TDI

|INDEX|

1)TDIとは
2)TDIに使われる3つのベースロジック
3)TDIの仕組みと、TDIが使用する4つのライン
4)TDIの使い方(オリジナル)
5)TDIの使い方考察
6)まとめ「TDI」-インジケーター全般に対する考察ー

1)TDIとは

「TDI(Traders Dynamic Index)」は、Dean Maloneさんによって2005年頃に開発された比較的新しいインジケーターですが、その仕組みや考え方のベースは古くある非常にメジャーな指標を使っています。


2)TDIに使われる3つのベースロジック

「TDI」は「RSI」をベースにして、「移動平均線」「ボリンジャーバンド」という2メジャー指標のロジックを適用させています。3つの指標の組み合わせといっても、使い方がとてもシンプルなこともあり、海外では近年人気を高めてるインジケーターのひとつです。

DIEPHO

複数のメジャーロジックを組み合わせて作られた、いわゆるハイブリッド型インジケーターといえそうですね。


3)TDIの仕組みと、TDIが使用する4つのライン

1.RSIプライスライン(以降プライスライン)
「RSI(期間13)」を期間2で平滑化(単純移動平均)したライン

2.RSIシグナルライン(以降シグナルライン)
「RSI(期間13)」を期間7で平滑化(単純移動平均)したライン

3.マーケットベースライン(以降ベースライン)
「RSI(期間13)」を期間34で平滑化(単純移動平均)したライン

4.ボリンジャーバンド
マーケットベースラインの「標準偏差1.6185」のボリンジャーバンド

◉TDIはRSIと移動平均線、ボリンジャーバンドのハイブリッドです。◉TDIはRSIと移動平均線、ボリンジャーバンドのハイブリッドです。


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RSI_Candle OverBought-Sold(画像)
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4時間足チャートに日足のバンドを載せています
DIEPHO

「TDI」では、これらの4本のラインの位置関係、挙動からトレードの機会(エントリートリガー)を探すわけです。


4)TDIの使い方

※考案者は、TDIの利用をスイングトレード(4時間足以上)で使用することを推奨しています。


1.プライスラインとシグナルラインの交差を見る

◉ロングエントリー(ゴールデンクロス)の場合、相場を強気と判断
交差角度が、時計の12時から14時の間の角度をつけている場合は強い買いエントリーのサイン

◉ショートエントリー(デッドクロス)の場合、相場を弱気と判断
交差角度が、時計の16時から18時の間の角度をつけている場合は強い売りのエントリーサイン

◉それ以外:交差角度が、14時~16時の角度の場合は、勢いが弱くエントリーを見送る

◉プライスラインとシグナルラインの交差とその角度を見る「TDI」◉プライスラインとシグナルラインの交差とその角度を見るTDI

DIEPHO

相場の方向性の転換と、その勢いを見るということですが、肝心な「角度」については「オシレーターの表示幅やチャートの縮図」によって変わるので注意が必要です。

◉チャートの使い方で変わるアングル(左と右は同じチャートの同じポイントです。)◉チャートの使い方でアングルは変わります。

DIEPHO

角度はあくまで参考値とし、自分の表示チャートでの適正を検証しましょう。

また、「角度」というところに付け加えるなら、プライスラインの角度はあくまで出来上がって分かるものだということ。

プライスラインがシグナルラインを交差した後、「チャートが伸びれば」ラインは鋭角になり、「チャートの推進力が弱ければ」ラインは緩やかになります。結局それを判断するには「経過」が必要なわけです。

つまり、クロスしてすぐエントリーということが出来ない分、伸びしろが大きいと判断できるものだけをトレードチャンスとして選ぶ技量が必要になります。

DIEPHO

「頭と尻尾」しかないような値動きが多いですからね。

そうですね、だから単一インジケーターに集中せず、他の視点、またはチャートの環境を確認することがとても重要になります。

これは全てのインジケーターにいえることですけどね。

DIEPHO

それでは、より精度高く利用するにはどうしたらいいか、「INDI-STOCKS」の考え方は、最後の項目「考察」でお話しますので、まずは順に読み進めてください。

2.TDIフック

RSIプライスラインに「フックのような形が発生している場合」。チャートも似たような形になりますが、「突発的な推進力に対して強い調整力(返し力)が出ている」と考えることが出来ます。一般的には相場が「膠着状態」に入る前兆と言われます。

◉TDI Hook

DIEPHO

強い推進力が生まれ、その後エネルギーが尽きたような印象。その後「膠着状態」になると言われますが、戻り圧力が続き「ダマシ」になることも多いです。結局はその時の市場次第ですね。

DIEPHO

いずれにせよ、一時的に相場が方向を探っているような状態ですので、ここでの「エントリーは見送り」は正解です。

次のチャンスを、他の視点を交え探ることが得策でしょう。

DIEPHO

フック後の立ち回りの例(実践編)も「考察」で紹介しますね。

3.TDIバウンド

「TDIフック」のあとに「プライスライン」が「シグナルライン」ではじかれ上昇(下落)する現象。

◉TDI HOOK➡BOUND◉TDI HOOK➡BOUND

DIEPHO

これは移動平均線を使った「グランビルの法則③」に近い考え方ですね。

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2-ema-color-alerts-indicator button(画像)

製作者は言及していませんが、プライスラインが「ベースライン」にはじかれて上昇(下落)する場合も理論上類似の意味合いを持ちます。

RSIの過熱ゾーンに入るパターンが多いですが、こういった強い推進力をもった値動きは注目しましょう。

DIEPHO

「考察」で「Over(Bought/Sold)Zone」でも注目すべきケース、を紹介します。

4.TDIボリンジャーバンドブレイク

「プライスライン」が「TDIボリンジャーバンド」をブレイクした時。相場の推進力が強いことを意味します。このときのエントリー条件として、「ロングを見るのであればRSIの「OverBought」ショートであれば「OverSold」でのエントリーを避けます

◉Bollinger Bandをブレイクした勢いに乗る◉Bollinger Bandをブレイクした勢いに乗る

DIEPHO

RSIの過熱感の考え方で、上値余地(下値余地)を一定期間の波の稼働範囲から想定し、高値掴み安値掴みを防ごうというものですね。

5.TDIダイバージェンス

他の多くのオシレーター同様、TDIにもダイバージェンスが発生します。


ポジティブダイバージェンス「下方推進力の低下/停滞/転換」を示唆
チャートの価格が切り下がっているにも関わらず、TDIプライスラインの安値が切りあがっている


ネガティブダイバージェンス「上方推進力の低下/停滞/転換」を示唆
チャートの価格が切りあがっているにも関わらず、TDIプライスラインの高値が切り下がっている


◉TDI ダイバージェンス◉TDI ダイバージェンス

DIEPHO
同様に「ヒドゥンダイバージェンス」も見ることが出来ます。ダイバージェンスの詳細については下の記事をご参照ください。
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30minチャートに1Hと4HのMACDを表示した場合
6.その他

「Reversal」

「TDI」のプライスラインが「RSI」を利用している為、当然RSIの過熱感を見ることができます。そこで、RSI「OverBought/OverSold」ラインからの回帰で逆張りエントリーする、もしくはシグナルクロスでエントリーするという考え方が「Reversal」です。
しかし、このエントリー方法は、時点の勢いに逆らうにしては根拠が薄い上に、特にフックの後などは強い推進力に飲まれる可能性があり「INDI-STOCKS」では推奨しません

「Squeeze」
・RSI「OverBought/OverSold」付近でプライスラインとシグナルラインが隣接し揉みあい、BBバンドが収縮➡プライスラインが、シグナルラインとミドルバンドをクロスしたのち、両者にサポート(レジスタンス)されたとき。
こちらも転換のサインとして利用されますが、個人的には「只の調整期」と捉えるべきと考えます。またトレンドに逆らう動きになる為「Reversal」同様に推奨しません。

◉Squeezeからの逆張りは危険

DIEPHO

この2つはTDIである必然性が非常に低い上、安直な逆張りを誘発する可能性が高い為、「その他」として扱わせていただきました。


5)TDIの使い方考察

DIEPHO

以上がTDIの一般的な仕組みと使い方ですが、ここからは実戦的に他の視点を交えた使い方を紹介します。

DIEPHO

まず、前述の通り、このインジケーターを分解すると、いくつかのメジャー指針とロジックの組み合わせが見えます。非常に分かりやすく複数の視点(過熱感・勢い・クロス)を同時にみることができることが強みである反面、それらの視点は互いに似通った性質を持っているために、トレードが単調になりやすい部分があります。

つまり、異なる角度の視点を織り交ぜて使用することがマストということですね。

「TDI」に他の角度からの考察を付け加える(例)

◉「フック」に「レジスタンスブレイク」「ダウ理論」「ダイバージェンス」で分析◉他の視点からの分析を必ず併用する。

◉「フック」に高値ブレイクの条件を付け、その後の分析に出来高の壁とロールリバーサルを利用(出来高蓄積場所は「MarketProfile」を使用していますが、なくても分かります。)◉条件を付けたフックとその後の立ち回りに使うロジック組み合わせ例(出来高蓄積場所は「MarketProfile」を使用していますが、なくても分かります。)

◉バウンド考察(強い推進力はトレードチャンスを生むことも)◉TDI HOOK➡BOUNDに別の視点を併せる

◉スクイーズやリバーサルを単純利用した場合の(悪例)◉エントリーの根拠にスクイーズやリバーサルを単純利用した場合


6)まとめ「TDI」-インジケーター全般に対する考察ー

総評

「TDI」は複数の視点を同時に利用できる上に、初心者にも扱いやすいインジケーターです。しかし、捉えている波が比較的小規模なものに偏るため、より大きな視点からの環境認識をしっかりと持っている必要があります。

また、前述の通り3つのベースロジックの視点が似通っている為、他の視点も必要になるでしょう。しかし、色々と似たようなオシレーターを一緒に入れて比べているような人なら、「TDIひとつにまとめる」というのはありかもしれません。

疑似「TDI」は聖杯か?

下の図はサブウィンドウは「TDI」。メインウィンドウは「TDI」がベースに使う「RSI」を使用せずに、チャートの値動きをベースに、同じロジック(BB/MA)を調整し組み合わせた、いわゆる「疑似TDI」です。

もちろん「疑似TDI」はオシレーターではありませんので、ダイバージェンスを見るこが出来ません、しかしチャート上で方向感や、より細かい挙動を見ることができるという特徴があります。

双方、違う個性をもちながら非常に似通った指標になるのは、RSIがチャートの値動きを平滑化したような動きを見せる特徴があるからです。

わざわざ「こんなもの」を作り出したのは、「TDI」を信奉する人が予想外に多かったからです(日本にもその波はいずれ来るはずです)。

たしかに「TDI」は優れたツールのひとつでしょう。しかし、「聖杯」ではないということをお伝えしています。

大切なのは、「どのインジケーターが優れている」ではなく、それぞれの「強み」「弱み」を知ることです。それがトレードおける「引き出し」を増やしていくことにつながるからです。


インジケーター詳細・レビュー

応用難易度★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

DIEPHO

「TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fill)」は人気のインジケーター「TDI」の派生型インジケーターです。

DIEPHO

マルチタイムフレームで使用できる他、「TDI」を使ったトレードをサポートするカスタマイズ機能を多数搭載しているのが特徴です。

DIEPHO

「TDI」の詳しい使い方に関しては解説を作っていますので、そちらをご参照ください。

TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fillの主な機能「ON/OFF切替」

1)「RSI」レベルラインが「Over Bought/Over Sold Zone」に入るとシグナル
2)「RSI」レベルラインが「Over Bought/Over Sold Zone」から回帰するとシグナル

◉各シグナルは「大きさ・色」の他、上下位置の調整やシグナルの種類を指定することが出来ます。◉シグナルの設定

◉シグナルの指定はこちらをご参照ください。◉WingDingsSymbole


3)1)にアラートを設定することができます
 ∟「Alerts?」true /「Alerts entering OB/OS zones?」
4)2)にアラートを設定することができます
 ∟「Alerts?」true /「Alerts exiting OB/OS zones?」
5)ベースラインが中央ゾーンに入るとアラート
 ∟「Alerts?」true /「Alerts main base line entering 55/45 zone?」
6)ベースラインが中央ゾーンを出るとアラート
 ∟「Alerts?」true /「Alerts main base line exiting 55/45 zone?」

◉各アラートは個別に指定することが出来ます。

7)バンドブレイク箇所の色塗り
 ∟「Bullish fill color」「bearish fill color」
8)7)を表示する期間の指定(「1」指定で非表示)
 ∟「Fill bars(<1 no fill)」
9)インジケーターの表示期間の指定(「0」指定で全表示)
 ∟「Bars to display 0=all bars」
10)トレンドシグナル(ベースラインの位置を基に、右端にトレンドの方向を表示)

DIEPHO

他にも細かい設定をすることができるので、自分好みにアレンジすると良いと思います。

「TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fill)」のパラメータ/Parameter

TDI Red - Green avgs  Parameter1TDI Red - Green avgs  Parameter2

「TDI Red – Green avgs (mtf + alerts + arrows + labels + fill)」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)

高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー

☆複合型インジケーター「TDI」の分析をサポートしてくれます。
1位:「TDI」ユーザー
2位:「RSI」ユーザー
3位:「ボリンジャーバンド」ユーザー

難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー

★上位足で「ブレイクフィル」を使うと汚くなる
1位:オシレーター非ユーザー
2位:各オシレーターやチャートの状況を個別に見たい人
3位:インジケーターの言いなりで行けると思っている人

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インジケーターのインストール手順

1)新しいインジケーターファイルの移行

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。

2)ナビゲーターの更新

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。

3)インジケーターのセット

「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。

※更に詳しいインストール方法(動画解説有)はこちらをご覧ください。

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