|FX MT4|【William’s_%R_Rangecolor_wAlert_wArrows】

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MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【William’s_%R_Rangecolor_wAlert_wArrows】

「William’s%R」を使ったオシレーター系インジケーター。オシレーターが「上限ライン/下限ライン」を超えるとラインの色が変化し、メインチャートにシグナルを表示します。

この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など


WPR(Williams%R)とStochastics /oscillator(オシレーター)

WPR(Williams%R)とは

何かと名高いラリー・ウィリアムス氏によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標。一定期間の価格変動幅(最高値~最安値)で、直近の終値が相対的にどの辺りにあるのかを示したもので、George Lane(ジョージ・レーン)のストキャスティクスと似ている原理なので、併せて解説します。

WPRの計算式とその意味

◉WPRの計算式

DIEPHO

「ひとこと」で言うなら、「最新終値~指定した過去期間」の値動きの中で、現在地がどの辺りなのかということを「期間最高値と最新終値」を相対させて判断するものですね。

ストキャスティクス(%K/%D)計算式と意味

◉ストキャスティクスの各計算式

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対してストキャスティクスの「%K」は同様のことを「期間最安値と最新終値」を相対させて判断したうえで、それを平滑化させた「%D」を加えています。

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また双方をスローイング(移動平均化)させることで「雑音」を除いていることが特徴です。

◉WPRは指標となるラインが1本なのに対して、Stochは2種類のラインを表示します。◉WPRは指標となるラインが1本なのに対して、Stochは2種類のラインを表示します。

(Williams%R)とStochastics の違いと一般的な見かた、使い方

DIEPHO

双方、レベルライン越えで、「臨界」をイメージし、そこからの回帰から相場の反転を考えます。

◉WPRはレベルライン回帰を見ますが、Stockは先行指標「%K」と、遅行指標である「%D」のクロスを見ることも出来ます。◉WPRはレベルライン回帰を見ますが、Stockはラインクロスを見ることも出来ます

DIEPHO

また、チャートと照らし合わせてダイバージェンスで勢いの低下を見ることもできます。

◉オシレーターのダイバージェンスで相場の勢い低下を見る◉オシレーターのダイバージェンスから「相場の勢い低下」を見る

関連記事:Divergence(ダイバージェンス)

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30minチャートに1Hと4HのMACDを表示した場合
DIEPHO

ここまでいわゆる一般的な使い方を紹介しました、紹介しておいてなんだということではありますが、実は個人的にこれらが優位性のある使い方だとは思っていません。

DIEPHO

オシレーターは非常に分かりやすいシグナルを出してくれますが、実際単純にそれを利用した場合、勝てる期待値は非常に低いからです。

DIEPHO

オシレータ―に潜む危険性については、他の記事でも紹介していますが、これらはあくまでざっくりとした環境を見るもので、私たちは直接的な売買のシグナル「トリガー」としてオシレーターを利用することは推奨していません。

DIEPHO

何故推奨できないのか、その理由はこの記事の後半に、そしてより実践的な使い方を紹介する記事リンクも後半に貼りましたので、よろしければ併せてご覧ください。

Oscillator(オシレーター)を逆張り指標として利用する危険性
DIEPHO

「oscillator」:日本語で「発振器」、「振動子」。日本語でもわかりませんが、つまり振られるような動きを繰り返すこと。

DIEPHO

相場は振り子のように上下運動を繰り返しますが、オシレーターもそれに合わせて上下する、このようなインジケーターは、有名どころでRSI RCI CCI WPR Stochastic MACD…..などなど、その種類は無数にあります。

その中で、今回のような「逆張り」を意識させるようなオシレーターの紹介では、概して「レンジ相場の画像」を使っています。又は「レンジ相場に強い指標です」などと紹介されています。

しかしレンジの時にどこが上限で下限かなんて、「チャートを見てればわかる」じゃないですか。

個人的には、「どうしてそこでオシレーターなのか」ピンとこないのです。

◉オシレーターの上限下限が意識されているようにみえますが、実際は「チャートの上限下限をオシレーターがなぞっている」だけです。◉オシレーターの上限下限が意識されているようにみえますが、実際は「チャートの上限下限をオシレーターがなぞっている」だけです。

DIEPHO

そもそもレンジ相場がいつ終わるのか、またはいつ始まるのかは「誰にも分からない」わけで、レンジ相場だな、と明確になったころには既に次の動き(いつレンジが終わるのか)に視点が移っていますよね。

そうですね、「レンジ相場に強い指標です」などと紹介されたところで、出来上がったチャート上で優位性を語っているものにすぎません。

しかしだからといってこのタイプのオシレーターが「無能」というわけではありません。視点を変えてみれば、色々な使い方ができます。

例えば上限入りを「過熱感」と捉えず「強い上昇」、下限入りを「強い下降」と捉えることもできますし、中央ラインを「MACD」のゼロラインのように意識して、常に順張り視点で使うこともできます。

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◉トレンド方向を見るために使うこともできます。

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ようは安易に「逆張り指標」として活用することが危ないといいたいわけですよね。

DIEPHO

これは全てのインジケーターにおいて言えることですが、単一指標による判断はかなり危険です。

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しかし「引き出し」の少ない初心者の方はオシレーターに引っ張られ過ぎる傾向があります。そしてなぜか大好きな「逆張り」に走るという…。

「逆張り」は初心者が容易に扱えるような簡単な手法ではありません。

プロトレーダーたちは自分の経験からマルチな視点から相場を見ます。またその都合に合わせてMT4をカスタマイズしているはずです。インジケーターもまた然り。

DIEPHO

「Indi-Stocks pro」では、非常に多くの視点や戦略を、それぞれに特化したインジケーターから紹介しています、偏った観念に縛られず、色々な分析方法を身に着けることをお勧めしますよ。

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Know the rules

応用難易度 ★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

DIEPHO

「William’s_%R_Rangecolor_wAlert_wArrows」は、相場の過熱感を示すオシレーター「WPR」を使ったシグナル付インジケーターです。

DIEPHO

「上限ライン」「下限ライン」の数値・設定期間は「パラメーター設定」で変更することが出来ます。

インジケーターの色分けはとても見やすいですが、「WPR」は比較的価格追従性(感度)が高い指標です。設定が「デフォルト」だとちょっとシグナルが頻発してしまいますね。

オシレーターの使い方は様々の考え方があるとは思いますが、個人的には比較的長い期間で指定することをお勧めします。

オシレーターとメインチャートが完全に同期してしまっては、表示する意義を全く感じないからです(私見)。

◉レンジ相場でのオシレーター「WPR」。表示しなくても、どの辺りが上限(下限)なのか普通に分かります。William's_R%_Rangecolor_wAlert_wArrows(画像)

DIEPHO

オシレーターがメインチャートの波に同期していると、たとえばレンジ相場などでは「お、オシレーターが効いてるな」というような「錯覚」に陥りますよね。

その人の経験値が分かる発言ですね、(メインチャート)がレンジ相場だから、オシレーターが同期しているだけです。多くの人がオシレーターは「デフォルト設定が効く」みたいなことを言いますが、個人的には「?」でしかありません。

非常に多くの要素が交互に影響し合う相場において、単一時間軸の、単一シンボル、のこれまた単一指標(オシレーター)で相場の方向性を「占う」ようなことは、私にはとても合理的に思えないからです。

しかし、ものによりますが、多くのオシレーターはチャートの値動きを「平滑化」したような動向を見せます。

だから、期間を長く調整することや、上位足で表示することで別時間軸の大まかな方向性や位置関係などを見て取ることはできます。

◉「WPR」を極端に大きくして表示した場合(期間500)。チャートはやや「売り優勢のレンジ」に見えますが、オシレーターから見る「大きな視点」では、かなり「強気環境」であることが分かります。◉WPR「500」期間を非常に大きくして表示した場合。

つまるところ、オシレーターは大まかな流れを掴むもので、トレードのトリガーとして使うものではないのかな、というのが個人的な見解です。

DIEPHO

大まかな環境を手早く見て取ることで、複数シンボルを監視する人などは、チャートの選別が楽になりますね。

DIEPHO

なんだか少しとがった「私見」になってしまいましたが、あくまで私たちの経験からくる私見に過ぎません。

DIEPHO

しかし、インジケーターの利用の仕方・考え方は「自由」であるべきです。何故なら、教科書通りにやっても決して勝てないのが相場だからです。

DIEPHO

基本と応用、相場で生き残る為にも「多彩で柔軟」な思考を身に着けたいものですね。

リスク イメージ

パラメータ / Parameter

William's_R%_Rangecolor_wAlert_wArrows Parameter(画像)

「William’s_%R_Rangecolor_wAlert_wArrows」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)

高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー

☆レベルラインで色が変わるので綺麗で見やすい
1位:オシレーターユーザー
2位:順張りトレーダー
3位:複数通貨を同時監視するトレーダー

難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー

★デフォルトで利用するとシグナルが邪魔
1位:逆張りトレーダー
2位:監視通貨ペアが少ない人
3位:他オシレーターユーザー(類似指標の併用はお勧めしません)

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インジケーターのインストール手順

1)新しいインジケーターファイルの移行

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。

2)ナビゲーターの更新

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。

3)インジケーターのセット

「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。

※更に詳しいインストール方法(動画解説有)はこちらをご覧ください。

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◉オシレーターの上限下限が意識されているようにみえますが、実際は「チャートの上限下限をオシレーターがなぞっている」だけです。
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