FXトレード / チャート 分析【Double-Tops-Bottoms】

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Double-Tops-Bottoms

MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【Double-Tops-Bottoms】

ダブルトップ(ダブルボトム)の完成形を検出するというよりも、123パターンに近い。「高値・安値」更新のネックライン意識が高まるライン(サポート・レジスタンス)をひくインジケーター。


この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など

リテスト/Retest
リテスト(ブレイクワンタッチ):ブレイク後の押し(戻り)を待ち、サポート(レジスト)での反転(ターンコート)を確認すること。
リテスト(画像)

ダブルボトム/ダブルトップ【DoubleBottom / DoubleTop】


ダブルボトム(ダブルトップ)とは、相場の転換点を示す「チャートパターン」のひとつです。その名前が示す通り2つの「頂点」と「底」を持つ形をしており、アルファベットの「W」「M」に似ています。

相場の進行方向が上下に2回跳ね返されて出来るパターンです。その転換ラインを「ネックライン」と定義して、一般的には以下のような分析に用います。


ダブルボトム
「ネックライン」を超えた場合、下降トレンドが上昇トレンドに転換することを示唆。


ダブルトップ
「ネックライン」を超えた場合、上昇トレンドが下降トレンドに転換することを示唆。


ブレイク後の戦略
「ネックライン」を超えた場合の一般的なターゲットポイントは、「ダブルトップ(ボトム)の端からネックラインまでの距離」

◉一般的に言われるターゲットレンジ◉一般的に言われるターゲットレンジ


一般的には上のように紹介されていますが、当然実際にはそう単純なことではありません。

例えば、ダブルトップやダブルボトムのブレイク戦略を取ろうとするならまず、リテストを確認するべきですが…、

リスクリワードを1:1にするとこのようになります。

ブレイクラインを起点として、リスクリワードを1:1で考える場合。必要な勝率は最低50%◉ブレイクラインを起点として、リスクリワードを1:1で考える場合。必要な勝率は最低50%。


あるいは、ダブルボトムの起点にこだわるならこうなります。

◉Wボトムの起点にストップロスを入れた場合、リスクリワードの数値が悪いので、かなりの勝率が必要になる◉Wボトムの起点にストップロスを入れた場合、リスクリワードの数値が悪いので、かなりの勝率が必要になる。

それぞれの形に必要な勝率が持てるか、勝負する期待値があるのかという考察をするわけですが、そのとき「ダブルボトム(トップ)なのだから到達するはず」という理論は成り立ちません

というのも、そもそもの話「トレンドはそう簡単には転換しません」。だから「ネックライン超え➡トレンド転換」と考えること自体がまず早計です。

全てのレンジ相場はダブルトップ(ボトム)から始まるわけで、つまりはさらなる進行の為の休憩である可能性も少なくない訳です。

◉ダブルボトムが気づくとダブルトップになり、フラッグ

DIEPHO

あれ、「ダブルボトムはどこにいった?」ということになるわけですね。

DIEPHO

しかし、それならどうするのか、という話になってしまいましたね…

そもそも、「ダブルトップ(ボトム)が出来たから上だ下だ」という話ではないと考えています。

つまり、どういった環境でそれが起きているのか「例えば上位足に強いトレンドがあるのか」「抵抗帯があるのか」「マーケットや時間帯はどうか」など、その他多くの環境認識からその優位性を再分析するための一つのキッカケでしかないと。

DIEPHO

なるほど、つまりそれだけでエントリーするものではない、と。

そう思います。結局、毎回このような結論をお話して申し訳ないのですが、ひとつのパターンや傾向、指標ごときで勝負できるほど相場は甘くない。と思うのです。

ダブルトップ(ボトム)も100ある考察の1つ程度に身に着けておくと良いと思います。

DIEPHO

しかし、これもまた一つの「思惑が交差した場所」ということですね。とにかく、「指標」の捉え方、使い方はユーザー次第、「教科書」よりも自分の「検証」を大切にましょう。


◉思惑が集まる(交差する)場所
「INDI-STOCKS pro」固有の表現の仕方です。多くのトレーダーが意識しそうな場所、又は勝敗を争った場所などのことをそう呼んでいます。後に重要なレンジになることが多く、またその場合「抵抗帯」としても機能します。一般的に使われている表現ではありません。


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2-ema-color-alerts-indicator button(画像)

ターンコート(レジサポ転換)/相場の「ハイエナ」
DIEPHO

レジサポ転換(ターンコート/ロールリバーサル)は、サポートライン(レジスタンスライン)がブレイクしたとき、戻りを妨げるラインに転換(下図)することです。



◉サポートライン(ゾーン)
売り圧よりも買い圧が強いレート。下への進行が重たくなる抵抗ゾーン
◉レジスタンスライン(ゾーン)
買い圧よりも売り圧が強いレート。上への進行が重たくなる抵抗ゾーン


DIEPHO

上の場合、例えばレジスタンスライン(赤)で反転を見越し「ショートでエントリー」したとすると…。

DIEPHO

その後、レジスタンスラインはサポートに変わってしまい。「ショートポジション」は元に戻ってくることが困難な状況に転換したということになります。


◉レジサポ転換(ターンコート/ロールリバーサル)


DIEPHO

しかし転換が必ず起きるという訳でもなく、何事もなかったかのように、元に戻ってくることも又あります。

DIEPHO

なんだそれ、と思うでしょうが、言えることは一つ。とにかく相場は「行って欲しくない方に動くようになっている」ということでしょうか。

まぁ、悪く言えば「FX」なんて、個人投資家からお金を巻き上げるためのものですからね。

局所的なプライスアクションだけに注目せず、大まかな方向性・環境認識(MTF分析)を意識し、出来る限り優位な方向にエントリーするようにしましょう。

勝手なコラム:「ハイエナの話」



例えば妄想好きのAさんは、相場を何かの相手と考えます(特定な対象があるわけではなく)。そうするとこんな妄想が膨らみます。


仮に相場を狼と考えるなら、個人投資家は弱っちい子羊の群れです。頭のいい狼は餌をまき、羊たちが肥えていく。その様子を草むらからみつめる狼たちがいるわけです。


収穫の日、狼が襲ってきたときには、1匹はお尻をかじられ、もう一匹は手を食いちぎられた。運よく毛玉だけを捧げたのもいた。


・・・でも草食な羊なのですから何度生き延びられても、結局羊でいる限りいつかは全部食べられるわけです。


マーケットにおいて羊肉である個人投資家は絶対に狼に対抗してはいけません。

DIEPHO

どうしても挑むならば確実な退路を用意してからです。退路が見当たらないなら、狼たちの襲撃が終わるのを待ち、ハイエナのごときに屍を喰らうしかない・・・。

誰かの被害妄想のような話なのですが。信じるか信じないかは別として、「跳ね返りそう」や「ブレイクしそう!!」といったところ(相場の思惑が集まる場所)は「観察に徹することもひとつ」かもしれませんよ(私見)。

インジケーター詳細・レビュー

応用難易度★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

DIEPHO

「ダブルトップ、ダブルボトム」の初動?を予測するインジケーターでしょうか。ざっと以下のような挙動をします。


◉Double-Tops-Bottomsの挙動
1.推進波が出ると、波の起点付近に線がひかれます(更新に際してはネックライン)
2.調整波が出ると、推進波の頂点(底)付近に線がひかれます(1と2でそのレンジを挟む形)
3.1~2を繰り返す
4.とらえる波の大きさは、パラメーターの指定期間に従います

◉波の起点と、次の波のネックラインに線が引かれます


DIEPHO

これを繰り返す感じです。このインジケーターは実際にWトップ(Wボトム)が出来た場所を示すのではなく、その前段階からネックラインを意識するようなイメージでしょうか。

DIEPHO
使い方は、ちょっと色々考えられそうですが、たとえば…

1)反転に注目➡「1.2.3パターン」を意識する


◉トレンドラインと水平線を使う123パターン(1TrendBreak_2RollReversal_3HlineBreak)。123パターンはトレンドラインブレイク、ネックラインブレイクのコンビネーションで、反転を示唆するプライスアクションです。◉トレンドラインと水平線を使う123パターン(1TrendBreak_2RollReversal_3HlineBreak)

2)トレンドの継続、転換に注目➡ 「高値・安値更新」を意識する


◉高値(安値)更新、トレンドの継続・転換のイメージ
◉トレンドの継続・転換のイメージ


DIEPHO

なんとなく名前からイメージしたものとは違いました。ネックラインからトレンドを意識するインジケーターですね。値の更新判定を「実体」としているのが面白い。

DIEPHO

たしかによくあるタイプより少し異色な感じはしますが、こっちの方が実戦で使いやすそうではあります。

ユーザーによって使い方の幅は広がりそうですね。

パラメータ/Parameter


インジケーターのパラメーター設定は、チャート上で「右クリック」、「表示中のインジケーター」から変更したいインジケーターを選択して、「パラメーターの入力」から変更することができます。※基本的にはデフォルト設定のままにしておくことをお勧めします。


※インジケーターのインストール方法に関してはこちらのページをご参照ください(動画有)

「Double-Tops-Bottoms」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)

高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー

☆ネックラインを常に意識し続けることが出来るので、初心者の方に◎
1位:トレンド意識をもっとしっかり持ちたいと思う人
2位:Wトップ、Wボトム、三尊(逆三尊)、などネックラインの意識を高めたい人
3位:レンジ高値・安値とブレイクラインの意識を持ちたい人

難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー

★しかし、ネックラインは指定する期間に依存するので、融通は効かない
1位:トレンド意識をしっかり持っている中級者以上
2位:色々なパターンのネックライン意識が身についている
3位:MTF分析が苦手で、パターンだけで勝負しようとする人

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インジケーターのインストール手順

1)新しいインジケーターファイルの移行

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。

2)ナビゲーターの更新

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。

3)インジケーターのセット

「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。

※更に詳しいインストール方法(動画解説有)はこちらをご覧ください。

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