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◉フラクタルを結んでつくるバンドを表示

MT4:世界のインジケーター厳選 PICKUP!!
【true-fractals-bands-mtf-indicator】

自由に期間(規模)を指定できるフラクタルの出現でシグナルを出します。またこのシグナルを結んだバンドを表示することが出来ます。


この記事を読むのに役立つ予備知識・関連記事など

◉Fractal(フラクタル)とは

フラクタルは著名なアメリカ人のトレーダー「ビル・ウィリアムズ」が考案したテクニカル指標の一つです。

この指標は、相場の一時的な高値や安値になる部分を強調するように作られており、5本の「ローソク足」がつくるパターンに注目しています。


フラクタルの定義
UP FRACTAL 1本の「ローソク足」が、両側2本の高値よりも高い
DOWN FRACTAL 1本の「ローソク足」が、両側2本の安値よりも安い

「1本のローソク足」が左右2本よりも飛び出ている

5本の足を使っているパターンということで、この指標は小規模な波の頂点(底)を定義することになります。

反転や、抵抗力を示唆する形といえますが、パターン単体としてはかなり小規模なものになるので、大きな波のトレンドを反転させるようなことはあまりありません。

しかし、短期間で注目が集まるポイントになることは間違いなく、多くのトレーダーがこのフラクタルを一つの基準としたロジックを作ったり考察をしています。


◉フラクタルを見るポイント例
1)トレンド相場では、チャネルラインの上下で生じることも多く、多くのトレーダーに意識されていることの目安となります。
2)アップトレンドにおいてはアップフラクタルが、トレンド継続のネックラインとなる
3)ダウントレンドにおいてはダウンフラクタルが、トレンド継続のネックラインとなる
4)また、レンジ相場では、何度も抵抗されたポイントに出やすくなります。
5)フラクタルが出来た場所が必ず相場の転換点になることは無いが、相場の転換点には必ずフラクタルが出現する。


フラクタルは、そのときの相場の進行に一定の反転があった場所に作られます。つまりそこには何かしらの理由で「売り・買い」があったわけで、必然と「参加者の思惑が交差したポイント」となりやすいわけです。

フラクタル以外にも、ひとつのチャートパターンやプライスアクションには、様々な理由が含まれます。その理由によりその形が持つ意味や重要度が変化することを忘れてはいけません。

フラクタルにしても「反転」の兆しと単調に捉えるのではなく「何かしらの思惑があった場所」と、その後の動向への影響を考えるポイントとして加えることで、多角的な考察の1軸を作ることができるかもしれませんね。

DIEPHO

ちなみにフラクタル構造は、相場が波で出来ている限りそこら中に現れます。それぞれが小さなポイントであることは間違いないと思いますが、

DIEPHO

例えば重要な抵抗帯付近、または抵抗帯内で生じた場合、期間最高値(最安値付近)であるなどと、他の視点と組み合わせて利用することで「雑音」を除くことができますよ。


◉思惑が集まる(交差する)場所
「INDI-STOCKS pro」固有の表現の仕方です。多くのトレーダーが意識しそうな場所、又は勝敗を争った場所などのことをそう呼んでいます。後に重要なレンジになることが多く、またその場合「抵抗帯」としても機能します。一般的に使われている表現ではありません。


WingDingsYmbole_Code
◉WingDingsSymbole


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インジケーター詳細・レビュー

応用難易度★3.5以上はビギナーの方にはお勧めしません

DIEPHO

フラクタル発生場所にシグナルを出してくれるインジケーターです。

DIEPHO

このインジケーターは、フラクタルの判定期間や時間足を自由に設定することが出来ます。

DIEPHO

また、フラクタルを結んだバンドを表示することもできます。

◉バンド表示の基になる「期間」「時間足」はシグナルとは別に指定することが出来ます。◉フラクタルを結んでつくるバンドを表示

DIEPHO

ちなみにフラクタルはオリジナルの期間では、結構そこら中に発生するので、ある程度期間を大きめに設定してあげる方が使いやすいのかな、と思います。

◉短い期間でのフラクタルはそこら中に発生する◉短い期間でのフラクタルはそこら中に発生する➡判定期間を広くすることで頂点(底)の数が減り、捉える波のサイズが大きくなります。◉判定期間を広くすることで頂点(底)の数が減り、捉える波の大きさが大きくなります。

バンドを利用する場合HLバンドとよく似た指標になりますね。

DIEPHO

そうですね、でも「true-fractals-bands-mtf-indicator」の目玉機能はむしろ期間カスタマイズ性が高いフラクタルシグナルにあると思います(私見)。

DIEPHO

つまりは、自分の視点や規模に併せたフラクタルを分析のサポートとして使うということですが…。

◉ターンコート(レジサポ転換)ポイントを明確にする◉サポートラインとレジストラインのネックラインがとても分かりやすくなります。

◉斜線でもロールリバーサル(レジサポ転換)のポイントが見やすくなります。◉斜線でもロールリバーサル(ターンコート)が見やすくなります。

◉上位足の反転箇所(抵抗帯)の目安として意識する◉1時間足チャートに4時間足のフラクタルのシグナルを表示

DIEPHO

などはよくある使い方ですが、他にも色々と考えられると思います。

フラクタルの発生場所は、小さな波の頂点です。おのずと分析のポイントになりやすいですね。

DIEPHO

必ず無いと分からないポイントではないのですが、チャート分析に慣れるまではこういうサポートが合ってもいいのかな、と思いました。

DIEPHO

このインジケーターは、他にもバンドの横移動や、シグナルの変更など細かいカスタマイズが沢山つまっています。色々いじってみると楽しいですよ。

パラメータ/Parameter

true-fractals-bands-mtf-indicator Parameter

「Fractal – channel breakout 1.01」のサマリー/インジケーターをお勧めしたいユーザー(1位~3位)

高評価(☆)&使用メリットが高そうなユーザー

☆フラクタルの位置がはっきりするのでチャートの小さなポイントが見やすくなる。
1位:トレンドラインを引くのが苦手な初心者の人
2位:ターンコートや抵抗帯を探すのに慣れていない初心者の人
3位:トレンド意識があまり持てていない初心者の人

難評価(★)&必要性が高くなさそうなユーザー

★実際チャートをよく観察できれば、シグナルが必要という訳でもない。
1位:チャートの大小の波を捉えることに慣れている中級者以上
2位:上位足を同時に表示できるモニター環境のある人(枚数・大きさ)
3位:チャートから抵抗帯がすぐにわかる中級者以上

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インジケーターのインストール手順

1)新しいインジケーターファイルの移行

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「ファイル」からデータフォルダを開き、フォルダ「MQL」内のフォルダ「indicators」を開いて、フォルダ内に「ダウンロードしたファイル」をいれる。

2)ナビゲーターの更新

「MT4」のチャート画面左上のメニュー「表示」を選択し、「ナビゲーター」を開くと、現在インストールされているインジケーターが表示されますので、空欄部分を右クリックして更新を押す。

3)インジケーターのセット

「ナビゲーター」内に新しいインジケーターが表示されたら、インストール成功です。あとは通常通り「ナビゲーター」から利用したいインジケーターをチャートにドロップする。

※更に詳しいインストール方法(動画解説有)はこちらをご覧ください。

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